2016年7月6日水曜日

神志那弘志の実践パーツ講座 第2回 腕編 アフターレポート

2016年6月26日(日)に東京工芸大学中野キャンパス2号館にて「神志那弘志の実践パーツ講座 第2回 腕編」が開催されました。

梅雨時ということもあり、天候が心配されたのですが当日は快晴となり講座日和となりました。12時開始という普段の講座よりも早めの開催にもかかわらず、出席率も非常に高く
93名もの多くの方々が講座に足を運んで下さいました。 














最初に諸注意などのご挨拶。今回はご厚意で声優の鳴海真奈美さんに司会を担当していただきました。ほぼ満席の会場に響く涼やかな声に参加者の緊張もほぐれます










講師 神志那氏が登壇します。簡単な自己紹介からはじまり、「絵を仕事にする世界にはいろいろな問題があるけれど、技術を身につけることで解決できる問題については自身の経験を伝えていくので解決する手助けにして欲しい」と伝えます。




まず手始めにとある有名キャラクターを自分の記憶だけで描いてみることに。なんとなくわかっているつもりでもいざ描くと思ったようにならないようで、会場のあちこちで笑い声が漏れます。上手く描くにはしっかりした記憶が大切で、そうするために形を覚えることがパーツ講座の目的であることを楽しみながら身を持って気づかせます。
















そして腕についての講義がスタート。美術解剖
図を元に腕がどういう形になっているか、絵にする際にどういうところに気をつけるべきかを丁寧にレクチャー、講師自ら鉛筆を走らせ、時には自身の体を動かして解説します。骨から始まり、それを覆う筋肉へと話は広がり、わかりやすく腕についての知識を深めていきます。前回早く進めすぎたという反省もあり、今回はなるべく参加者が手を動かして記憶できるよう講義を行っていきます。





受講者たちも、自分たちでポーズを取りながら骨がどう見えるか、どの方向に曲がるかなどを自分の記憶にするべく奮闘しています。その姿は真剣そのもの、参加者の本気度が伝わってきます。瞬く間に1時間半が過ぎ、肩から手首までの解説を前半として休憩時間となりました。









休憩時間後は、構造を理解することから一歩進んで、腕を曲げたり上げたりしたときにどうなるかについての解説へ。ただその前に前回の復習も兼ねて、腕の先にある手や指についての講義へと立ち戻ります。前回から参加した方には復習として、今回初参加の方には新たな知識として、腕だけでなく手についても細かな解説が入ります。








手を曲げたり、上げたりした時の骨や筋肉についての解説、今までの要素がすべて含まれた内容のため解説も複雑に。普段意識してないことに気付かされます。
腕だけにかかわらず、どれくらい曲がるかや、どちらに向いていることを意識することで絵に「らしさ」がでてくると解説します。








少し時間が余ったので、服を着た時の布の状態についての解説。半袖やスーツ、セーターなどについて触れ、今まで説明した体の構造を意識すれば、どのようにシワが入るかも想像ができるようになると解説します。ここで講義終了時間となりました。








まとめとして「今回の講座を中身を知り、意識的に描くきっかけにして欲しい。そうすることで模写するだけでは身につかない、角度の変化にも対応した絵が描くことができるようになる」と締めくくりました。次回以降の講座への意気込みも強く、講師自ら早くやりたいと語った「足編」は講座後のアンケートでも熱望され今後の展開も期待できる上々な結果となりました。









閉講後は、こちらも恒例となってまいりました親睦会の時間が設けられました。自由参加にも関わらず忙しい中、多くの受講生が参加し親睦を深めていました。
スタッフによる知財相談などもあり、いろいろな話に花が咲いていたようです。
あにれくスタッフの募集にも興味を示していただける方も多く、参加者様、スタッフ双方にとって有益な時間となりました。


あにれくでは今後も積極的に講座を開催する予定です。9月に第3回「パース講座」、12月に第3回「パーツ講座」を予定しております。今後ともあにれくの活動にご期待ください。