2021年4月21日水曜日

『いよいよ大台に乗ってきた』件 その2

 ども、博多です。


50代になったよ、って話の続き。

さすがに50歳ともなると、いつまでも新人気分で仕事できないって話です。



私が仕事をする時のスタンスは、


「お前はまだ駆け出しのペーペーで大した技量も経験もないんだから一所懸命に謙虚にな」


です。

出し惜しみせず、持っている技術は全部出し尽くし、吸収できる技術は貪欲に盗んでやろうと思って仕事しています。

出来ているかどうかは置いておいて。


なので、

自分の仕事の成果は「半人前」、他のスタッフの尽力や協力があってこそ、人前に出せるモノに仕上がっていると思っています。


だから、誰かに自分の仕事を褒めてもらった時には、思わず謙遜してしまう。

もしくは疑ってしまうんですね。

そして、それを勝手に「美徳」だと思っていました。

「自分すげえ」をひけらかすような人間になりたくないので。

それって、褒める側からすると「扱いにくい人間」だと思います。


でもある時、気付かされました。

誰にどうやって気付かされたかは覚えてませんが(おい)。


あまりに謙(へりくだ)りすぎると、褒めてくれた人に「見る目がない」と言っているのと同じことだと。


今まで、結構いろんな場面で仕事を褒めていただきました。

その都度、「いやいや、自分なんかは」「◌◌さんの仕事が素晴らしいだけですよ」「私はそれに乗っかっただけです」とか言いながら、自分の手柄ではないと強調し続けてきました。


でも、それってすごく失礼なことだったんですよね。

その人は「私を」褒めてくれてたんですから。


最近は、

褒められたら真っ先に「いやいや」と否定せず、素直に「ありがとうございます」というようにしました。

その上で、他のスタッフのおかげであることも強調するようにしています。


なんだか、「褒められた」自慢してるように見えたら、すみません。

……まあ、自慢です(笑)。



で、本題なんですが。



ちょっと長くなったので次回(おいおい)。


では、また。



博多

2021年4月18日日曜日

あにれくのあぶく:ヤマト 2021年4月17日

銃や車の知識のない人間が演出なんて名乗るんじゃねぇ!

以前そう言われたこともありました。
演出は他人に仕事を発注する役割です。
表現するのはアニメーターですが演出は良くわからないではすまされません
とは言え銃なんて日本にはありませんし、車なんて免許ない人には、、
自分で調べ発注相手に失礼がないようにする為には日々努力しかないとは思っています。


あにれくのメンバーで役に立つ本を紹介なんてやるのもと言う話になりました。
この本などはどうでしょうか?





玄光社さんより出版されています。

もし良かったらお手に取って頂けたら嬉しいです。


ヤマトナオミチ

2021年4月12日月曜日

『いよいよ大台に乗ってきた』件

ども、博多です。

昨年、ついに50歳になりました。

「人生50年」と織田信長みたいな気持ちで生きてきた私ですが、かといって誕生日までに死ぬ気もありません
いい歳したおぢさんとして、若い子たちに煙たがれながらも面白おかしく生きてやろうと思います。

……的な決意表明?

50になっても、何も変わりませんでしたね。
これは、20歳の時も、30になった時も40になっても思ったことですが。
ずーーっと地続きで生きてるわけで。


むしろ、何かが変わるのは環境が変わった時でした。
私は、割と何度か大きな決断をしてガラッと環境を変えてきた人間です。

高校を卒業して、熊本から上京してきた。
アニメーターになった。
やめた。
編集プロダクションで働き出した。
やめた。
田舎に帰った。
訪問販売の営業マンとして働き出した。
やめた。
アニメ業界に戻った。
コンテ描き出した。
演出(処理)やり始めた。

いろんな転機がありました。
そして今また、50にして大きな転機を迎えています。
それは……


iPad(デジタル)で絵コンテを描き始めた。


これは私の中ではデカいんですよ。
完っ全に「紙信者」でしたから。
「つるっつるしたガラス板の上で絵が描けるかってーの!」などと、熊本出身のくせしてべらんめえ調で息巻いてました。
そんな私が一転、「やっぱ、デジタルってチョー便利じゃね?」とか言い出したわけですから。
「50にして立つ」ってヤツ?(20年前に過ぎてるよ)

なかなかに大きな革命、レボリューション?(同じだよ)



これで仕事の効率爆上がりして収入爆上げしないかなぁ(お前次第な)。

コンテのご依頼、お待ちしております。

では、また。



博多

2021年4月7日水曜日

『久しぶりすぎる』『更新しなさすぎる』案件

どうも。
どもども、どうも。
お久しぶりの博多です。

前回の『あぶく』から随分と間が空いてしまいました。
「書かなきゃ」と思いつつも書けない……いや書かない、筆不精の私なことですよ。

「あにれく」が活動を開始してから、かれこれ7年近く経ちました。

一昨年までは、定期的に行う実践的な講座という形で「アニメの面白さ」「アニメを作る楽しさ」を提示してこられたと思います。
ですが、昨年からはコロナ禍の影響で結局一度も講座を開催出来ず、さらに今後も当面見通しは立たずという状況です。
そんな中、我々には何ができるのだろうか。
スタッフ一同、いろいろと思案を重ねています。

アイデアはそれなりに出ていますが、今のところ何も行動に移せていない。
その結果、HP上では全く更新がないので活動休止しているように見えると思います。
「あにれく」の活動に期待してくださっている皆さんを、長い間お待たせしてしまってすみません。

今後はできる限り目に見える形で、活動を行なっていければと考えています。

ドメインアドレス(HPのURL)も変わり、Twitterアカアウントも開設したことですし、心機一転して。
特に「あぶく」など簡単に更新できるコンテンツに関しては、なるべく。



……あー、文章が硬い硬い。

硬い文章を書く、自分が好きじゃないんですよ。
次回はもっとフニャフニャのやつ書きますね(フニャフニャってなんだよ)。



では、また。