ども、博多です。
絵コンテをカキカキしながら心掛けておきたいこと、の話です。
まずは「絵を描き込みすぎない」。
描き込み過ぎて、ごちゃごちゃした絵コンテは誤解を招きます。
現場で見たことがある人は分かると思いますが、上手い人の絵コンテほどシンプルです。
余計な描き込みが一切ないのでスッキリしてます。
逆に言うと、描いてあることがそのカットに必要なものの全てなので、演出も原画もそこに集中して画面構成を考えればいい。
つまり、現場での無駄なリテイクが減ります。
演出と原画が読んだ時に、解釈の齟齬が起きないようなシンプルなコンテが理想です。
絵コンテを描く時にまずは、そのカットに必要な要素が何かを意識しましょう。
キャラの表情なのか、ポーズなのか、キャラ同士の位置関係なのか、背景に見える情報なのか……etc、etc。
「このカットのポイントはこれだ!」と決まったら、それが分かるような絵を描くように心がけましょう。
例えば、
とはいえ、
不安になってついつい描き込み過ぎちゃうこともあります。
「こんなスッカスカな絵で大丈夫か?」と。
偉そうに書いてきた私ですが、まさに、常にそんな感じです。
「もっとシンプルに、分かりやすく」と心掛けていても、終わって見返してみるとゴチャゴチャしちゃってます。
このクセは直したいんですよね、ホントに。
とにかく、
「必要なもの以外は描かない!」くらいの決意で絵を描いていきましょう。
続きます。
では、また。
博多