あにれくのあぶく:「新人、若手に声を掛けづらい」問題 博多
どうも。博多です。
ほとんど放置気味で、久々の「あぶく」ですが、これからはもう少しマメにいろいろ書いていこうかと思ってます。
さて、表題の件です。
自分が歳とったっていうのもありますが、仕事場で若手や新人のアニメーターに声を掛けづらい。
特に相手が何かの作業中だったりすると、気軽に雑談、という感じで話し掛けられないんです。
別にジェネレーションギャップで話が合わないって意味ではなく……。
なんというか、若手の子たちが醸し出す「常に忙しい」感に引け目を感じるんですね。
忙しいところに声を掛けて時間を割かせてしまうことに、少なからず罪悪感を感じてしまう。
なぜ、引け目を感じるかというと、基本アニメーターは歩合制なので、「時間を割いてしまう=収入が下がってしまう」から。
正にある意味「時は金なり」で、そのお金を取り上げちゃうような気がするからです。
なので、どうしても話し掛けることがある場合には、なるべく短めに話しを切り上げるように努めてます。
じゃあ翻って、自分が新人だった頃はというと……そんなことは全く気にしてませんでした。
私が新人アニメーターの頃は、よく先輩や同僚と何時間も……それこそ3時間でも4時間でも雑談したりしてました。結構毎日。
こちらが作業中でもガンガン話し掛けられてましたし、その時は手を止めて話し込んだりしてました。
仕事の時間はズレちゃうんですが、その時間が私にはとても貴重だったし、「時間をムダにした」なんて思ったことはありません。
むしろ良い思い出になって、後年飲みの席での話のネタになったり、仕事の上で役に立ったりしています。
何よりもその時間が楽しくて仕方なかった。
私自身、おしゃべり好きなんです。
つまり、何が言いたいかというと、
「若手や新人の子といろいろ会話したいけど、忙しそうだからつい気が引けちゃう。かと言って、全然話さないままだと無口で取っつきづらい先輩に見えちゃう。一見雑談っぽいことの中に、将来財産になることもあるかも知れないからさ~。お話しようよ~」
ってことです。
要は「さびしんぼう」ってことですね。
「別に仕事中でも話し掛けて大丈夫ですよ。本気で忙しい時は断りますんで」的な人が、私の身近にいたら是非、挙手を。
オヤジギャグ満載の与太話でよければ。
よくないか。
では、また。